2021/08/08 08:00

汚れても良い、好きな個性を楽しめる、手持ちの服と合わせやすい、体型シルエットが目立たない、テレカンでもひと目でおしゃれ。
そんな「自由をくれる柄シャツ」にこだわった柄シャツブランドが "8eration(エイテレーション)" です。

1. 40年先まで残る、柄シャツ

古着屋で80年代、90年代ものを物色していると、その多くが柄シャツであることに気づきます。汗ジミ、泥はね、食事汚れなどが「味」として柄に織り込まれていきます。
「サステイナブル」を強調するつもりはありません。40年後に学生が古着屋で見つけて顔を輝かせる未来がありえることに、柄シャツのロマンを感じます。

2. 汚れても良い、柄シャツ

小さな子どもと生活をしていると、ふとした拍子に服が汚れます。トマトソースまみれの手でおろしたての白シャツを握りしめられたら、腹が立つかもしれません。
「汚れても良い(目立たない)服」は心と生活にゆとりをくれます。
汚れたベンチに座ったり、雨上がりの道路を自転車で駆け抜けたり、子どもと泥にまみれたり気兼ねなくできることは、ある意味「ナチュラル」ではないでしょうか。

3. スタイリングしやすい、柄シャツ

柄シャツをスタイリングに取り入れるのは、実は難しくありません。
    a. 柄シャツ以外のアイテムはモノトーンに揃える
    b. 柄の色をピックアップしてボトムやシューズを選ぶ
この単純なルールだけを考えても合う手持ちアイテムは意外と多く、単純ゆえに忙しい朝でもすぐにスタイリングが決まります。
アウター代わり、ジャケットのインナー、たすき掛けといった着回しの幅も魅力です。

4. 個性が光る、柄シャツ

オンラインミーティングでは、生地や仕立ての良い服が相手に伝わりません。柄シャツのような分かりやすさが「個性」を伝える一つの手段となりえます。
身体のシルエットを曖昧に塗りつぶしてくれる柄シャツは、ジェンダーへの意識からも開放してくれます。

5. 何度も繰り返した先に未来がある

世の中はパターンで溢れています。
地球の自転と時間、細胞の分裂、ポリエステルの構造式、ひまわりの種の配列、生態系、世代、地層、アプリケーション、四季から歴史まで、複雑に重奏された再生産の中でバランスが保たれています。
私たちが日々を生きること自体が繰り返しです。
自宅とオフィスの道を何度行き来したことでしょう。何度スマホを立ち上げて、何度好きなアイスを食べて、何度部屋を掃除して、これから何度苦しい思いや嬉しい思いをするのでしょう。
8の字を何度も何度もなぞり続ける。そこから飛び出せる勢いがつくまで。